目に見えない幽霊が徘徊する深夜の学校を、一人称視点で探索する3DホラーADV『SHADOW DETECTIVE』ブースレポート【東京ゲームダンジョン5】

朝比奈 / Asahina

2024/05/05

2024/05/06

2024年5月4日に東京都立産業貿易センター 浜松町館にて開催された「東京ゲームダンジョン5」の出展作品より、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップしてご紹介しよう。

なお、基本的にはリリース前の開発中のタイトルや、リリースから間もないタイトルを対象としている。

東京ゲームダンジョン 5 ► 2024年5月4日(土)、東京・浜松町でインディゲーム展示会を開催!
「東京ゲームダンジョン」は個人や小規模チームが制作するデジタル・ゲーム(インディゲーム)の展示会です。手頃な出展料と充実した設備で、気軽に作品を出展・試遊できるイベントを目指しています。主催者も個人でゲームを作っているインディ開発者です。みんなで国内のインディゲームを盛り上げましょう!

深夜の学校を探索して超常現象の謎に迫れ

SHADOW DETECTIVE』は、 夜中の学校を舞台に幽霊から身を守りながら、超常現象の原因を突き止めるために探索を行うシングルプレイ専用の3Dホラーアドベンチャーゲームだ。

超常現象、呪い、幽霊、悪魔。そのような存在は作中において""と総称され、人々がそれらに接触しないように戦う「影追師(かげぼうし)」の1人が本作の主人公となっている(ちなみに、メインビジュアルの制服姿の少女は主人公ではなく、彼女は校内を徘徊する幽霊の生前の姿とのことだ)。

Steam:SHADOW DETECTIVE
『SHADOW DETECTIVE』は、 夜の高校で幽霊から身を守りつつ、 超常現象の原因を突き止めるための探索とシナリオを楽しむ ソロプレイ専用一人称3Dホラーアドベンチャーゲームです。 室内をロード無しで自由に動き回り、カットシーンゼロを目指した リアルタイムホラーアドベンチャー。 姿の見えない敵を避け、闘い、探索する。 これまでのシングルプレイホラーゲームにはなかった 新感覚の恐怖体験を味わえるゲームとなっています。

本作のゲームシステムは、キーとなるテキストドキュメントやアイテムを発見しながら探索範囲を広げ、徐々に幽霊の謎に迫っていくというもの。一口に探索といってもさまざまな形があるが、本作の主軸となるのは「観察」と「ステルス」といったところだ。

今回の試遊プレイでは探索開始直後からのスタートだったが、とにかくその暗さに驚く。最初は懐中電灯も持っておらず、暗闇に目が慣れた程度にしか周囲を把握できないのだ。非常灯の頼りない明かりの中で手探りでしばらく歩いてから、壁に小さく光る照明のスイッチを見つけてようやく人心地がついた。

▲会場の照明が反射しているが、実際にはとんでもなく暗い

探索の舞台となる校舎は今回2階までとなっていたが、それでも中々に探索しがいのある広さ。職員室や教室のような各部屋のドアは施錠されているが、探索中に鍵を発見することで内部に入れるようになる。室内の机や棚もインタラクティブに操作できるので、ここで慎重に観察することが重要になってくるわけだ。

この手の探索型アドベンチャーでは、最初から最後まで手探りで進めていくという作品もあるが、本作ではキーとなるドキュメントを読むと次に必要なアイテムや目的地がわかるようになっている。あまりにノーヒントすぎると詰まってしまうこともあるので、この点は嬉しい。

▲照明が灯ったときの安心感はひとしお。幽霊に消されてしまうのだが……

そして、もう1つの特徴となるのが、危険な「幽霊」の存在。普段はその姿を見ることができないが、探索中に発見する"探知機"(主人公の組織があらかじめ用意したもの)を使うことで、その位置・距離をある程度把握することができる。

主人公は幽霊への対抗手段を持たないため、探知機を頼りに彼らに見つからないよう身を隠す、あるいは逃げなければならない。製品版ではさまざまな幽霊が登場し、視覚や聴覚などその感知要素も異なるとのこと。探知機はバッテリーを消耗するので常時ONというわけにもいかず、その駆け引きと緊張感を楽しめそうだ。

▲目には見えないが、LEDランプの数で近くに幽霊がいるかがわかる

本作を手掛ける開発スタジオ"LOOIFEND GAMES"は、公式サイトにて韓国で設立されたと記載されているが、会場にてスタジオ代表の李 持昊(Jiho Lee)氏に伺ったところ、日本のゲーム関連企業でプロデュースやディレクションのキャリアを経て独立されたとのこと。

セルフパブリッシングということもあり、韓国からどのようにプロモーションを行っているか不思議に感じていたものの、そうした背景を伺うと納得。ゲーム本編も、日本語でまず制作してから他言語に翻訳していくそうだ。

製品版では探索の舞台はさらに広がり、ホラーゲームとしては相当なボリュームになるとのことなので、その完成が楽しみに感じたタイトルだ。


基本情報 SHADOW DETECTIVE
開発 LOOIFEND GAMES
販売 LOOIFEND GAMES
配信日 未定 / 日本語有り
定価 未定(Steam

この記事で紹介されているゲーム

SHADOW DETECTIVE

アクション

アドベンチャー

インディー

To be announced
日本語対応
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発売日To be announced
ジャンル
アドベンチャー
アクション
インディー

カテゴリ
シングルプレイヤー
フルコントローラサポート
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SHADOW DETECTIVE

『SHADOW DETECTIVE』は、 夜の高校で幽霊から身を守りつつ、 超常現象の原因を突き止めるための探索とシナリオを楽しむ ソロプレイ専用一人称3Dホラーアドベンチャーゲームです。 室内をロード無しで自由に動き回り、カットシーンゼロを目指した リアルタイムホラーアドベンチャー。 姿の見えない敵を避け、闘い、探索する。 これまでのシングルプレイホラーゲームにはなかった 新感覚の恐怖体験を味わえるゲームとなっています。

『SHADOW DETECTIVE』は、 夜の高校で超常現象から身を守りつつ、
原因を突き止めるための探索とシナリオを楽しむ
ソロプレイ専用一人称3Dホラーアドベンチャーゲームです。

室内をロード無しで自由に動き回り、カットシーンゼロを目指した
リアルタイムホラーアドベンチャー。
姿の見えない敵を避け、闘い、探索する。
これまでのシングルプレイホラーゲームにはなかった
新感覚の恐怖体験を味わえるゲームとなっています。

姿の見えない幽霊との駆け引き


校内では姿の見えない敵がプレイヤーの命を狙い、襲ってきます。
更に、敵はプレイヤーを攻撃するたびに生命エネルギーを吸収し、
徐々に姿を現し始めます。
生命エネルギーを吸収すればするほど敵の姿ははっきりと見えるようになり、
プレイヤーは敵にどんどん追いつめられるようになるでしょう。
その脅威から身を守るため、プレイヤーは特殊なガジェットを使うことになります。
姿の見えない敵の動きを探知する機械や懐中電灯のバッテリーを
回復させるためのモバイルバッテリーなど。
適切なタイミングで適切なガジェットを使っていかなければ探索が困難になってしまう
スリリングな楽しみがプレイヤーを待っています。

何が起こるかわからない校内


校内に配置されたオブジェクトはただの飾りではありません。
あるものはラップ音を鳴らし、あるものは誤作動を起こし、
あるものは勝手に動き出す。
そして何より恐ろしいのは、そういった超常現象を敵自身が
引き起こしているということです。
SHADOW DETECTIVEではプレイするたびに変化する超常現象が
プレイヤーを待っています。

プレイヤーの計画性が問われる懐中電灯システム


SHADOW DETECTIVEの懐中電灯は使用することでバッテリーを消耗し、
一定量までバッテリーが減ると懐中電灯の光はとても心もとなくなってしまいます。
そのため、プレイヤーは改造を施したモバイルバッテリーを用いて
懐中電灯のバッテリーを回復させなければなりません。
校内のあちこちに配置されたコンセントを使ってプレイヤーはモバイルバッテリーを充電し、
懐中電灯のバッテリーを補充していく。
モバイルバッテリーを充電しておいて探索に出るもよし、
身の安全のためにひたすら充電を待つのもよし。
ゲームの楽しみ方はプレイヤー次第です。

実況プレイ歓迎


可能でしたら配信の概要欄にSteamの”SHADOW DETECTIVE”のURLを
貼って頂けますと嬉しいです。
収益化に関しても問題ございません。
※難しい場合は配信内で紹介していただく形でも構いません。

詳しいコンテンツガイドラインはLOOIFEND GAMES公式ホームページを
参照してください。