【東京ゲームダンジョン4】テクニックが試されるジェットパックで空島を目指せ!『ウルトラクライムジェットガール』ライター注目タイトル

朝比奈 / Asahina

2024/01/28

2024年1月20日~1月21日に東京都立産業貿易センター 浜松町館にて開催された「東京ゲームダンジョン4」の出展作品より、筆者が注目する魅力的なタイトルをピックアップしてご紹介しよう。

なお、基本的にはリリース前の開発中のタイトルや、リリースから間もないタイトルを対象としている。

テクニカルな操作で高みへ登っていく

ウルトラクライムジェットガール』は、空島から落ちてきた壊れかけのジェットパックを背負い、女の子がはるか上空の空島を目指すアクションゲームだ。

方向指定とジェット噴射だけで縦型ステージを上方向へと登っていくのだが、壊れかけのジェットパックは数回もジャンプすればすぐ燃料切れとなってしまう。そこで、ステージ内を漂う敵に"体当たり"か"アフターバーナージェット噴射の炎)"を当てることで燃料を補給していくのだ。

アフターバーナーでしか倒せない色違いの敵もいるので適当にぶつかればいいわけでもなく、ときには思い切って横や下にも方向を変えるような、瞬時の判断とテクニカルさが求められる。

▲エフェクトの派手さと衝突時の音も気持ちいい

本作を手掛けたスタジオ"ァアアア"こと個人開発者のアシ氏によると、本作は"壺おじ"などの愛称で親しまれる『Getting Over It with Bennett Foddy』にインスパイアされたものだという。

難度の高い操作でステージを進んでいくが、わずかなミスでスタート地点まで戻されてしまうこともあり得るというアレだ。プレイヤーの腕にすべてがかかっていると言っても過言ではないが、そこに形容しがたい中毒性がある。

▲キュートなぽっちゃり眼鏡ガールも今後変更予定とのこと。実際に見せていただいた新ビジュアルもかわいらしかった。

本作はすでにユニークなものになっていると感じたが、今後はストーリー性を持たせたり、拠点に戻る要素を入れたり、新たなアクションを習得して遊びの幅が生まれるようにしたりする構想もあるとのこと。

その一端として、テストステージのクリア者向けに用意されていた開発中の新アクション「チャージ式のボム」を見させていただくことができたが、これは"待ち"の動作が加わるもので、アクションにより工夫の幅が広がっていると感じた。

要注目の『ウルトラクライムジェットガール』は、2024年末~2025年夏頃を目標に鋭意開発中だ。


基本情報 ウルトラクライムジェットガール
開発 ァアアア”
販売 未定
配信日 2024年末~2025年夏頃を予定 / 日本語有り
定価 未定(配信プラットフォーム未定)

この記事で紹介されているゲーム

Getting Over It with Bennett Foddy

アクション

2017年12月7日
日本語対応
¥820
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発売日2017年12月7日
ジャンル
アクション

カテゴリ
シングルプレイヤー
ファミリーシェアリング
部分的コントローラサポート
タブレットでRemote Play
スマホでRemote Play
解説モード使用可能
ストアページリンク

Getting Over It with Bennett Foddy

特定の人に向けて、誕生した、ゲーム。特定の人を、傷つけるために。

特定の人に向けて、
誕生した、ゲーム。

特定の人を、傷つけるために。


Getting Over It with Bennett Foddyは、懲罰にあふれた“登る系”ゲーム。Jazzuoが2002年に生み出したB級ゲーム“Sexy Hiking”への敬愛の体現でもある。マウスでハンマーを動かしひたすら進む。ただ、それだけ。練習を積むことで、ジャンプ、スイング、登山、滑空が可能に。山頂を目指す挑戦者を待ち受けるのは、偉大なる神秘と素晴らしきご褒美。

Jazzuoによる名言を引用:「登山という行為は、人生の歩み方によく似ている。覚え、うまくやること」

  • ハンマーと大釜だけで、壮大なる山を制覇
  • 問題に対する少し哲学的なコメントも随所に登場
  • 実力に応じて、2時間〜最大で無限に続く苦痛の時間(試験者の最速クリア時間は5時間…しかし平均値は…ほぼ無限)
  • 全ての成果が瓦解する(幾度となく)
  • 今まで味わったことのないレベルの葛藤
  • 頂上に到達した者を待つのは魅惑のご褒美


てんかん警告:このゲームにはいくつかの予期しない要素が含まれています。
てんかんの警告:このゲームにはいくつかの驚くべき要素が含まれています。