約2年半の早期アクセス期間を終え、2024年8月27日にバージョン1.0として正式リリースを迎えた採掘サンドボックスアドベンチャー『Core Keeper』のSteam版の同時接続者数が30,000人を超え、開発チームからも驚きと共に喜びの声が上がっている。
このコメントを自身のXにてポストしたのは、本作を手掛けるゲーム開発スタジオ"Pugstorm"のCEOであり、クリエイティブディレクターを務めるFredrik Präntare氏だ。
実際にSteamDBのデータを参照すると、正式リリースを迎えた2024年8月27日を含む過去24時間の最大同時接続者数が33,954人を記録。前月比で約600%増となっており、2022年3月にローンチを迎えた当時に記録された34,508人に迫るものとなっている。
ピークを迎えた以降も安定して2万人前後がプレイしており、今回の正式リリースに伴うプレイヤーの盛り上がりの高さが見て取れるだろう。
本件の内容はあくまでSteam版におけるデータであり、コンソール版(PlayStation 5, Xbox Series X/S)は含まれていない。早期アクセス期間中に200万本を超える販売本数が報告されているだけに、全体の総数としてはこれ以上のものとなるだろう。
なお、上記以外のコンソール版(Nintendo Switch, PlayStation 4, XBox One)は2024年9月17日のリリース予定となっている。
『Core Keeper』はどんなゲーム?
『Core Keeper』は、豊富な資源に謎めいた遺跡や遺物、危険なモンスターがひしめく広大な地下世界を舞台に採掘しながら冒険を繰り広げていく採掘サンドボックスアドベンチャーだ。スウェーデンのゲーム開発スタジオ"Pugstorm"が手掛ける。
1人から最大8人のオンライン協力プレイに対応しており、定期的に空腹を満たす程度のゆるいサバイバル要素はあるが、採掘・建設・バトル・クラフト・農業・釣り、そして、地底に秘められた謎へと迫っていく豊富なコンテンツをマイペースに楽しんでいけるところに魅力がある。
2022年3月の早期アクセスでのリリース以降の約2年半にわたり、4つの新コンテンツを含むアップデートや、シーズンイベントを開催。コミュニティからのフィードバックにも積極的に応えており、着実に開発が進められてきた。
この度、バージョン1.0として正式リリースを迎えたことで、ついにメインストーリーの完結までが実装された。ゲームプレイに関して多岐にわたる新コンテンツの追加と変更、グラフィックの改善と全体的なバランス調整、加えて、これまでに確認された既知のバグ修正が含まれている形だ。
筆者も早期アクセス期間中から本作を楽しんでいたプレイヤーの1人で、主にソロプレイで地下世界を掘り進んでいた。
不思議なレリックの力に導かれて、地下世界に飛ばされてしまうところから始まる本作。最初は装備も乏しく時間をかけて壁を掘り進めていかなければならないが、資源を集めて採掘装備をクラフトし、徐々に採掘速度が上がっていくと掘るだけでも楽しくなってくるものだ。
さまざまなバイオーム(環境毎の動植物のまとまり)が登場する本作では、各エリア毎に待ち受ける強大なボスとの戦いも待っている。ストーリーを進めるためには戦いも避けては通れないが、1人では厳しい戦いも、協力プレイならば有利に戦うこともできる。
実際に最大8人での協力プレイに挑んだこともあるが、戦闘だけでなく、手分けして資源集めをするなど役割分担による違った楽しみが大いに感じられる。もちろん、十分に時間をかければ1人でも進めていけるので、マイペースを好む方も安心してほしい。
開発チームによれば、今回のバージョン1.0で開発終了というわけではなく、今後も新たなコンテンツ追加や、それ以上のことを予定しているそうなので、まだまだ末永く楽しんでいくことができそうだ。
基本情報 | Core Keeper |
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開発 | Pugstorm |
販売 | Fireshine Games |
配信日 | 2024年8月27日 / 日本語有り |
定価 | 2,300円(Steam) |
2,200円(PlayStation 5) | |
2,450円(Xbox Series X/S) |