ピクセルアートのかわいいおじさんを操作する2Dアクションパズルゲーム『No Border』ブースレポート【TOKYO SANDBOX 2024】

ばんじーよこすか

2024/07/02

2024/09/14

2024年6月22日に東京のベルサール秋葉原にて、「TOKYO SANDBOX 2024」が開催された。本稿では、筆者が実際に試遊して気になったタイトルをご紹介していこう。

TOKYO SANDBOX
2015年から始まって以来、TOKYO SANDBOXは常に個人開発者やインディゲームスタジオが開発しているゲームやプロジェクトを披露できる場を提供してきました。 TOKYO SANDBOX is recognized as the premier indie game show in Japan. Hosted at Akihabara at the centrally located Belle Salle Akihabara, TOKYO SANDBOX is a “pure” and unadulterated Japanese indie video game e

難易度が絶妙なアクションパズル

『No Border』は、ピクセルアートの愛らしいおじさんを操作する2Dアクションパズルゲームである。開発はSebDevが手掛ける。

本作に登場するのは、あごにヒゲをたくわえた2頭身のかわいいらしいおじさんだ。プレイヤーはおじさんを操作して、大小の四角形の境界や動くバーで仕切られたステージにある出口のドアまで進む。

操作自体はシンプルで、十字キーとジャンプ、L1&R1キーを主に使用する。序盤のステージでは押すボタンが表示されるので、自然と操作が覚えられるようなプレイヤーフレンドリーな設計になっている。

各ステージでは、触れると重力の方向が上下逆になるスイッチや、大きな四角形を有効にしたり無効にしたりするスイッチが設置してある。これらのスイッチをタイミングを見計らって触れながら、ゴールであるドアを目指そう。

▲おじさんの頭上にあるコントローラーを見ればそのステージで使うボタンがわかる

筆者が試遊していてまず感じたのは、難易度設定が絶妙ということだ。操作自体はシンプルだが、ステージが進むにつれて少しずつ新要素が登場していく。筆者がプレイした限りでは急にとんでもなく難しくなるといった場面はなかった。また、ステージのデザインが多彩で、次はどんなステージだろうとワクワクしながらプレイした。

もし失敗したとしても操作自体がシンプルなので、「次はこうすればいいのでは?」とすぐアイデアが浮かぶ。クリアできたときの喜びと爽快感もたまらない! タイミングが合ってスーパープレイが決まったときには、思わず周りにいる人に「今のすごくないですか!?」と自慢したくなった。

▲ジャンプするタイミングが重要なステージ
▲中央の上部にある白と黄色のスイッチがカギのステージ

開発者インタビュー「おじさんのモデルは実際のお友達」

本作を開発したSébastien Gaumin氏にお話を伺った。フランス出身のSébastien Gaumin氏は、現在日本で活動中。本作では、なんと音楽以外の全てをご自身が担当されている。

ゲームとの出会いは6歳のときで、誕生日にゲームボーイポケットをプレゼントしてもらったとのこと。ルーニー・テューンズというワーナー・ブラザースのアニメが原作の2Dアクションアドベンチャーゲーム『LOONEY TUNES : TWOUBLE』をプレイしていたそうだ。

本作の印象的なキャラであるおじさんだが、なんとSébastien Gaumin氏の実在するご友人がモデルとのこと! 実在する方がモデルのキャラクターと聞くと、ますます親近感がわいてくるものだ。

本作の発売は2024年内、プレイ時間は約1時間を予定。アクションパズルゲームが好きな方、かわいいおじさんキャラをプレイしてみたい方は今すぐウィッシュリストに登録しよう。

No Border on Steam
No Border is an action-puzzle platformer where you toggle level borders to navigate your way through!
基本情報 No Border
開発 Sébastien Gaumin, François Brechet
販売 Sébastien Gaumin
配信日 2024年予定 / 日本語対応予定
定価 未定(Steam

この記事で紹介されているゲーム

No Border

インディー

カジュアル

アクション

Coming soon