本稿は、BitSummit Driftに参加したパブリッシャー Kwaleeの注目タイトルをお伝えするタイアップ記事です。
2024年7月19日~21日(一般公開日は20~21日)にかけて、京都みやこめっせにて開催された日本最大級のインディーゲームの祭典「BitSummit Drift(ビットサミット ドリフト)」の出展作品より、魅力的な注目タイトルをご紹介しよう。
『The Precinct』は、1980年代の東海岸にある警察署に配属された新人警官となり、街の平和を守りながら、父親の殉職の謎に迫るネオンノワール・アクションゲームだ。開発は、イギリスのFallen Tree Games Ltdが手掛ける。
今回、本作の体験版を実際にプレイして感じた本作の魅力をご紹介しよう。
パトカーやヘリで街を探索し、犯人を追い詰めろ
物語の舞台は、1983年の東海岸にあるアヴェルノ・シティ警察署。アヴェルノ・シティは、強盗、駐車違反、器物損壊など毎日さまざまな犯罪が発生する混沌とした街だ。主人公は、学校を出たばかりの新人警官ニック・コーデル・ジュニアである。
プレイヤーは、パトカーやヘリを使って逃走する犯人を追いかけたり、街をパトロールして犯人を逮捕したりしながら、アヴェルノ・シティに住む市民の安全を守っていくことになる。
本作は、古典的なポリス映画に登場するような警官の日常を英語のフルボイスでリアルに表現している。実際に、本作の開発を手掛けたFallen Tree GamesのYouTubeチャンネルでは、本作を用いた往年のポリスドラマ『ヒルストリート・ブルース』のトリビュート動画が公開されている。
体験版では、配属初日に先輩警官と一緒にパトカーに乗り込み、街のパトロールに出発する。しかし、最初の目的地は犯罪が起こっていそうな繁華街ではなく、ホットドッグ店だ。ポリス映画では、パトロールの合間に警官たちがホットドッグなどのスナックを食べるシーンがよく見られる。このようなお店のスタッフとのやりとりからもポリス映画の雰囲気がよく感じられた。
先輩警官とゆっくりホットドッグを食べていると、管轄内で銀行強盗が発生したという通報が届くので急いで現場に急行しよう。
面白いのは、犯人の状況によって警官としての対応を変えなければならないところ。犯人が逃走を図っている場合は発砲し、犯人が両手を挙げた場合は権利を読み上げてから手錠をかけて逮捕する。このあたりの行動指針は、警官ハンドブックで確認できるので、ミスのないようにしよう。警官として、法が許す範囲で人の命や財産を守るプロフェッショナルな振る舞いが求められる。
また、アヴェルノ・シティで発生した事件は適宜ニュースで報道される。警官としてヘマをしたら、その姿が街全体に知られてしまうかもしれない。
父の殉職の謎と街の闇を暴け
配属初日、新人警官ニックがチームメンバーに紹介されると、先輩警官たちがどよめく。それは、ニックが5年前に殉職した警察長コーデルの息子だったからだ。チームの先輩警官たちの反応から、コーデルの最期には複雑な事情があることがうかがえる。
警官として業務をこなすうちに、ニックは街の裏の顔を知ることとなる。銀行強盗や麻薬取引の摘発など仕事の幅を広げていくにつれ、街を牛耳るオーガスト・ギャングの存在、そして、彼らを操る巨大な陰謀が渦巻いていることに気づく。父親の殉職と街に潜む陰謀との関係とは…。製品版への期待は高まるばかりだ。
『The Precinct』は、2024年10月に発売予定。『48時間』などのポリスコメディ映画が好きな方、カーチェイスや逮捕などのポリスアクションを味わってみたい方へ特におすすめの作品だ。気になった方は、ウィッシュリストに登録しておこう。
基本情報 | The Precinct |
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開発 | Fallen Tree Games Ltd |
販売 | Kwalee |
配信日 | 2024年第4四半期 / 日本語有り |
定価 | 未定(Steam) |
定価 | 未定(PS Store) |
定価 | 未定(Xbox Series S/X) |